新田の歴史

米沢新田家初代が上杉景勝公と共に越後から転封となり米沢に移り住み、十六代目新田留次郎が機屋初代として明治17年に新田を創業。
その後、品評会にて数々の賞を授けられた。

昭和38年以来、幻の花と言われた紅花にとり憑かれ、ひたすら自ら納得のいく色を出すために染め続け、作品づくりにこだわりを持ち、染・織 一貫生産化を進めた。

冬の米沢。紅花染めは、寒さの最も厳しい真冬に染める色が美しいという。
新田家のたゆまざる研究と努力から生まれた織物は、たとえようのない重ね染めによる百色の色相をただよわせ、今なお先人の精神を受け継ぎ、ものづくりに励んでいる。

　　　　紅花染　新田H.P.より


誰をも魅了する美しい色合いと、‟ふわり”軽やかな風合いが魅力の【紅花染】


他と差のつく‟オシャレな帯姿”と‟素晴らしいお締め心地”の虜になる、とっても上質な《特選の名古屋帯》を入荷致しました。(^^)


昨今では草木を用いた作品を数多く見られるようになりましたが、その多くは日本産のものではなく比較的安価で入手することのできる諸外国産を用いたものなのです。


日本産の草木染の中でも、とても高価な【紅花染】を十八番とした新田作品。
さらに、こちらの作品はピンクや黄色などのパステル系ではなく、大人気色『ブルー』に彩られた、大変貴重な９寸の名古屋帯。


新田さんが手掛けられたお着物は稀に出会いますが、名古屋帯は非常に珍しく滅多にお目に掛かれません。


その上、一度も締められていない【未使用品】というのもお勧めのポイントです♪


創造性豊かな作品を織り続ける、新田さんならではの大変に手の込んだ贅沢な逸品。


お手持ちの紬や小紋とのコーディネートはもちろん、紬の訪問着や色無地・江戸小紋と合わせて。
もちろん、これ程までにオシャレな紅花染の名古屋帯が入荷することは滅多にありません。


名門【よねざわ新田】作品ならではの、日本の美しい自然によって生み出された色が綾なす優美な世界観を、ぜひこの機会に身にまとってみて下さい。

　　　　　～鎌倉ふわり～


【寸法】

長さ　３７２ｃｍ　　　幅　３１ｃｍ


【素材・状態】

正絹
新品の、大変きれいなお品です。